東京出身。フランス、クリスタルガラスで知られているロレーヌ地方ヴァンヌ・ル・シャテル（Vannes-le-Châtel)を拠点に制作・活動。

生け花（池坊）、フローラルコーディネーターの経歴を経て、光を通す素材であるガラスの世界へ。小学生の頃のフランス・アラブ文化の中での生活とフランス、カーン（ Caen )大学での留学生活での体験を通して感じ得た、“生命の本質、ヒト・モノのエネルギーとは何か”ということをガラスを用いて表現することを試みています。

古代エジプトより使われている、このロストワックス技法は、オブジェの形状、ガラスの透明度などシンプルなものから複雑なものまで制作でき、ガラスの中の表情、光などで静の中にある動を表現可能なものにしています。

東京ガラス工芸研究所にて総合基礎科を履修後、フランス、ヴァンヌ・ル・シャテルのヨーロッパガラス研究・研修センター（ Cerfav )

にて、3年間の研修を受け、卒業。研修中、ガラス装飾部門のフランス国家職業適性証を取得しました。

フランス国内、スイス、ルクセンブルグ、ベルギー等、展覧会、展示会に数多く出展、販売しております。

スペイン、イギリスのワークショップにも参加しています。

ー　形と色が織りなす光のハーモニー、あらゆる美と自然　ー 前田恵里